日本産業洗浄協議会

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第27号メールマガジン 2016年10月24日配信

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 日本産業洗浄協議会 メールマガジン 第27号
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第27号をお送り致します。

 

 今回は、(1)2016年度洗浄技術検定 応募締め切りは10月末日です。

     (2)JICC会員の紹介

 

*このメールは、日本産業洗浄協議会の各種イベントでお預かりしたメールアドレス宛に
  お送りしています。上要な方は、末尾にてその旨ご返信下さい。

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     トピックス

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(1)2016年度(平成28年度)洗浄技術検定 応募締め切りは10月末日です。

JICC洗浄技術検定(経済産業省後援)の応募期限が、10月31日(月)と締切間近となりました。

 下記のパンフレット及び応募要領、願書のURLにてご高覧の上、お急ぎお申込み下さい。

    応募要項:http://www.jicc.org/infomation/kentei/youkou.pdf

    願書  :http://www.jicc.org/infomation/kentei/gansyo.xls

 
28_01
(2)JICC会員の紹介

【㈱扇谷】

  弊社は1946年設立の非鉄金属材料、原料を取り扱う商社です。大阪本社、東京、吊古屋の

国内3拠点に加え、1973年以降、中国・東南アジアを中心に8か国への現地法人展開を行って

おります。非鉄金属材料といたしましては、亜鉛、鉛の地金や、伸銅品、ステンレス材を中心に

各種金属材料(条、棒等)を販売しております。一方で金属や樹脂を中心にリサイクル営業を行い、

その集荷・搬送・再生に携わっています。即ち、素材の供給から資源の有効活動まで、安定した

循環流通サービスを提供しております。

1990年代に弱電各社の海外工場移管に伴い、弊社の物流網を生かした危険物(炭化水素系洗浄剤)の

輸出作業および現地在庫販売のニーズに遭遇し、洗浄業界への参入を果たしました。現在は洗浄剤の

デリバリーだけではなく、洗浄機の提案営業も行っております。

これからも、情報・国際・環境をキーワードに「価値ある流通チャンネル《を目指して事業展開して

参ります。

会社案内 : http://www.ogico.co.jp

 

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 シリーズ連載 洗浄にかかわる用語解説(64 化学的酸素消費量 65 全有機炭素 )

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64.化学的酸素消費量 COD:Chemical oxygen Demand

水質汚濁の指標の一つで過マンガン酸カリウムや二クロム酸カリなどの酸化剤で酸化される

有機物などの物質がどのくらい含まれるかを消費される酸化剤の量に換算して示した値である。

単位はmg/l。この値が大きいほど水中の有機物は多いことになり、汚濁の程度も大きい傾向が

ある。湖沼や海域で環境基準値が定められているほか、工場排水の指標としても用いられている。

酸化剤の種類により、CODcr CODmnなどの指標が存在する。

CODcr(二クロム酸カリウムによる酸素要求量)

欧米で広く用いられる方法で、最も酸化力が強いためほぼ全量の有機物が分解される。

有機炭素を簡易に測定できるTOCが普及したことにより、CODcrに替わり特に学術的にはTOCが

全有機物を表す指標として採用される状況にある。

CODmn(100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素要求量)

日本における法定試験方法であるため、国内で最も広く用いられる。塩化物イオンによる影響を

防ぐため硝酸銀(AgNO3)を用いる。有害物のクロムを使用しない。測定操作が短時間などの

メリットはあるが、酸化力が弱くCODcrよりも低い数値となることが多い。

 

65.全有機炭素 TOC:Total Organic Carbon

代表的な水質指標の一つで、水中の酸化されうるTOCが有機物の全量を炭素の量で示したもの。

単位はmg/l。従来、水中に含まれる有機物の指標は、BODやCODによって行われていたが、

これらは有機物の種類、測定条件によって一義に比較することが難しかった。そのため、これらに

代わり有機物の指標にTOCが使用され始めている。しかし、TOCは水質にあまり影響を与えない

難分解性有機物も、通常の有機物と同様に測定するため目的に応じた使い分けが重要である。

燃焼酸化方式の測定法は、試料水を空気または酸素とともに、酸化コバルト、白金、パラジウム

などの酸化触媒を充填し900-950℃に加熱した燃焼管に送り込み、有機物を二酸化炭素に酸化させる。

その二酸化炭素量を赤外線分析計などで測定し全炭素量を求める。その後、無機炭素の測定を行う

ため、試料水をリン酸などの無機炭素用の酸化触媒を充填し約150℃に熱した燃焼管に送り込み、

全炭素量を測定した方法同様に、二酸化炭素を発生させ測定する。全炭素量から無期炭素を引き

その差を全有機炭素量とする。

 

(以上は、産業洗浄技術情報誌「産業洗浄No.9:2012年3月《より抜粋)

 

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最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い致します。

 

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sskjicca@jicc.org

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日本産業洗浄協議会(JICC)事務局 

Japan Industrial Conference on  Cleaning

住所:〒105-0011 東京都港区芝公園1*3*5 バルコ御成門6F

 電話:03-5777-0791 FAX:03-5777-0675

 URL : http://www.jicc.org/

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