日本産業洗浄協議会

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「洗浄技術19号」技術論文のサマリー 特集 洗浄機の現況/Recent State of Washing Machine

技術論文

新型フッ素系溶剤洗浄機『FISTA』
New Fluorinated Solvent Washing Machine FISTA
  • 株式会社クリンビー 代表取締役社長
  • 岡村 和彦 Okamura Kazuhiko

 フッ素系溶剤は、溶剤コストが高く、揮発性による溶剤消費量も多いことから、ランニングコストが高くなる大きな課題がある。そこで、当社はフッ素系溶剤の蒸発ロス量を大幅に削減できる新型フッ素系洗浄機『FISTA』を開発した。この洗浄機は、バスケットの洗浄機への投入・取り出し口にパスボックスを設け二重扉による密閉構造にすること、パスボックスに溶剤ガス冷却回収機能 を付けること、冷凍機による低温冷却仕様にすることなどにより省溶剤を実現した。

水系洗浄機の進化と洗浄品質測定
Evolution of Water-Based Washing Machine for Industrial Use and Evaluation Method of Washing Quality
  • 森合精機株式会社 装置事業部 開発課 課長
  • 松村 繁廣 Matsumura Shigehiro

 産業洗浄は、1980年代の地球規模でのオゾン層破壊に関する環境問題を契機に塩素系有機溶剤の排出規制や温室効果ガスの排出削減などにより何らかの規制を受ける溶剤を用いる洗浄に代わって、地球環境に優しい一面を有する水系の洗浄機が自動車産業に採用され、ものづくりを支える基盤技術として成長した。本稿では水系洗浄の基本をベースに、高まる洗浄要求に見合った水系洗浄機の進化について、さまざまな新しい洗浄方法の洗浄機と当社で開発した洗浄品質を定量的に測定可能な3種類の評価測定装置の紹介を行う。

水系洗浄における直振動式洗浄機
Direct Vibration Type Washing Machine in the Water-based Cleaning
  • 東製株式会社 洗浄グループ マネージャー
  • 冨原 常生 Tomihara Tuneo

 直振動式洗浄機は、特定フロンや1,1,1-トリクロロエタンなどの塩素系有機溶剤の代替洗浄剤として主に使用されている水系洗浄における課題を解決するために開発した洗浄方法である。直振動式は、従来の洗浄方法である浸漬超音波洗浄やシャワー洗浄などの方法と併用することで水系洗浄では困難とされた被洗浄物に対応することが可能となり、洗浄品質の向上、洗浄・乾燥時間の短縮がこれまでの洗浄機と比較しても優位となる洗浄機である。



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