No.55

「エコステージ」で始める環境経営

富士ゼロックス(株)

(有限責任中間法人エコステージ協会理事) 

木越義廣

 

<時代の要請としての環境経営、エコステージ>

まず京都議定書の発行によりCO2の削減、地球温暖化防止について課題、製品に関する基準として、材料、部品製品に含まれる化学物質の使用禁止、または使用制限遵守の対応の問題、そして廃棄物の排出量の削減を行いどう循環型に持っていくか、これらの取り組みは環境経営にとって必須条件であり、そしてそれらの数々の問題を経営改善問題にどうつなげるか、環境と経済をどうバランスよくとっていくのかが、中・小企業において企業存続のキーワードと考えます。

また最近グリーン調達の条件としてISO14001取得または、エコステージ認証取得を推進されている企業が多くなってきました、また同時にそれらの企業から環境配慮活動のレベル調査(アンケート)等の依頼も多くなり、益々環境の対応が重要になってきました。


<エコステージ>とは、これらの解決に環境経営ツール(評価・支援)システムであり、環境コンサルティングを通じて、環境経の導入やレベルアップ支援。環境経営のシステムやパフォーマンスを客観的に評価、点数化し、現状分析や改善に役立てるシステムなのです、環境マネジメントシステムの規格(ISO14001)のP・D・C・Aをベースにしつつ企業の環境マネジメントシステムの構築レベル、実行レベルを5点評価するとともに、その企業の水準にあわせて構築支援するものである、またエコステージは下記のごとく5段階のレベルアップでの継続改善の特徴がありエコステージ1の環境経営の導入レベル(6項目で組織管理、方針管理、法規制管理、教育・内部コミュニケーション、監視・測定管理、経営層による見直し)から、エコステージ2の環境経営基礎レベル、エコステージ3のシステムの継続的改善が有効なレベル、エコステージ4のパフォーマンスの改善が有効なレベル、エコステージ5の原価改善と情報開示が有効な方向にレベルアップが可能です。


<エコステージの目指すもの>

「環境経営」を切り口にムリ、ムダ、ムラをなくし組織、身の丈にあった仕組みの構築で利益を生み出す、特に環境負荷低減省エネ・省資源・コストダウン行い業績の効率化、向上をめざし全員参画により継続的改善をおこなう、また法規制管理によりリス


ク管理の仕組みも構築できる、たとえばロジステックスにおいて空ぶかし、急ブレーキ、急発進やめたことにより、燃料の削減、環境負荷削減とともに安全運転(エコドライブ)につながり事故削減のリスク管理にも大きな効果をもたらします。

 



<グリーン調達ガイドラインでISO14001取得またはエコステージ認証取得取得推薦している企業>

 

(株)豊田自動織機、(株)デンソー、富士写真フィルム(株)、富士ゼロックス(株)、富士通(株)、(株)リコー、キャノン(株)、(株)デュプロ、NTN(株)、パイオニア(株)日本電気(株)、(株)日立製作所、(株)アイチコーポレーション、リケンテクノス(株)(株)ボッシュオートモーティブシステム、オムロン(株)、三菱電機(株)と推薦されて更に自治体、商工会議所、NPO各種団体からの支援拡大してきました。

第三者認証取得として公平で透明性のあるの新しい認証手段として取得までの@ファーストステップの準備、環境教育、要求事項の説明、A中間時のコンサルティング支援、Bセカンドステップの審査チェックの費用は29人以下約42万円〜56万円、30人〜99人では63万円〜77万円と低価格であり中小企業の環境への取り組みを推進することが可能となります。

 

<終わりに>

今後さらにISO14001の裾野を広げるための中小企業様の環境と経営の導入編としてまた多くの方に関心もたれたことと思います、今後さらに環境経営支援制度エコステージが活用されることを御願いして、また詳しくは下記URLにお問い合わせください。

有限責任中間法人エコステージ協会   http://www.ecostage.org

(これは、「第23回JICC洗浄技術セミナー(平成17年3月25日開催)《より、講師のご好意で作成頂きました“要旨”です。)

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